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配列要素を正規表現を使って抽出する

正規表現を使用して、配列要素の抽出を行います。
また、関数を指定すれば、要素の加工を行う事が可能です。

prototype.js

使用バージョン：1.5.1　公式サイト

1. ダウンロードしたprototype.jsを読み込みます。


          <script type="text/javascript"

    src="prototype.js"></script>

2. grepメソッドを実行して、配列要素から正規表現を使用して抽出を行います。


          // 配列を生成する

var hairetsu = new Array("abc", "aaa", "bcb", "bbb", "cbc");



// 正規表現により、『真ん中の文字が "b" の要素』のみ抽出し、

// 新しい配列が作成される。

var newHairetsu = hairetsu.grep(/^.b.$/);

3. 抽出した配列要素に対して加工を行いたい場合。
　
grepメソッドの第2引数に関数を指定した場合、抽出対象要素ごとにその関数が実行され、加工を行う事が可能です。


          // 第2引数に配列要素の加工を行うためのメソッドを指定する。

var newHairetsu = hairetsu.grep(/^.b.$/, adjustArray);

　：

　：

// 抽出対象配列要素に対して呼ばれるメソッド

function adjustArray(value, index) {

　// 配列要素に対して、前後に括弧を付ける

　return "[" + value + "]";

}

▲

newArray = array.grep( regrex , [ method ] );

newArray	対象配列から要素が抽出された結果の新しい配列
array	配列要素の抽出を行う配列
regrex	抽出を行う正規表現
method	※省略可能抽出配列要素ごとに実行される関数。その関数の中で返した要素により新しい配列が作成される。